鶴盛で働く職人たちを紹介します。

外から見てどんなヒトが働いてるのか、同じ鶴盛にいるけど仕事上あんま接点ないなぁって思ってる方。そんな方々へむけて送るこの記事。

【ダイさん：製造(溶接ASSY)グループ】

 

ようこそお待ちしておりました。

– 宜しくお願いします。

 

 

この前ビールフェスでは偶然お会いしましたね。

– あの混雑でよく会いましたよ。結局ビール飲むまで2時間以上並びました。

 

 

私はダイさん奥様のおかげで1時間で済みましたが。

– 整理券取ってやらないでいいって言ったんですけどね（笑）。

 

 

ひどいです。奥様かわいいですね。気配り上手ですし。僕お子さんより着目してました。

– やめてください。

 

 

よくご家族でお出掛けされるんですか？

– 週に1度は心掛けてます。行く場所はいつも気分だけど。

 

 

では先週もどこかへ？

– 川崎ですね。子供の水泳帽買いに。

 

 

水泳帽。「水泳帽」って文字、産まれて初めて打ちました。

– 自分もめったに口にしない単語ですね。

 

 

ご自身は水泳とかスポーツやられてたんですか？

– 幼児の時に「スイミング」小学校で「サッカー」中学校に「バスケ」高校では「テニス」やってました。卒業してからは音楽の学校に行きました。

 

 

そうですか。今かなりの情報量が通過した気がします。

– 通過させないで。

 

 

ちょっとイチから整理しますね。

– はい。

 

 

たくさんスポーツやられてますが、きっかけは？

– きっかけ、、、っても親なんですが産まれてすぐ体が弱かったので心肺機能高める為に水泳やらせてくれたのが始まりです。その後は強制ではなかったけどスポーツやるのが当たり前みたいな感覚があって、ずっと何らかしらの運動に携わってましたね。

 

 

体弱かった感全くないですね。無理して表情作らないでいいですよ。

– ありがとうございます。わかりました？

 

 

ちなみにキャプテン翼だと誰推しですか？

– 日向小次郎ですかね。

 

 

タカクワさんは三杉君なんだそうです。

– そうですか。三杉君も嫌いじゃないですね。

 

 

卒業してから音楽というのは？

– 僕が高校生の時、路上で演奏するのが流行ってたんです。いわゆるストリートってやつですね。「ゆず」とか桜木町でやってました。

 

 

わかります。「夏色」とかですよね。

– である日、カラオケ行った時に僕の歌聴いた友達が「一緒にやってみないか」って。

 

 

え？いきなり路上で？

– はい。

 

 

いや、路上で歌ってる高校生っているんですか（笑）

– んーあんまりいなかったかもしれないです。

 

 

飲み会で歌上手かったですが、まさか路上経験者とは。

– それでノリで始めた音楽だったけど次第に「本気で歌の勉強したい」って思うようになって音楽の学校に進んだ感じです。

 

 

なるほど。ちょっと路上時代の話し掘っていいですか？

– はい。

 

 

どこで演奏されてたんですか？

– 錦糸町です。

 

 

いちいち返答がコアですね。ウインズ行った事あります。

– 夜の店も多いですね。時間帯によるけどそっちの人がチップくれたりします。

 

 

チップ！最高どのくらい入れてくれました？

– 1回の金額だと5000円が最高でした。高校生にしたら大金だったし嬉しかったですね。

 

 

どんな曲やったり？

– はじめの頃はとりあえずコピーですね。それこそ「ゆず」「モンパチ」「ミスチル」とか。

 

 

王道ですな。

– けどやっぱりコピーってカッコつかなくて。足止まってくれる人の中にも「コピーじゃん」っていう感じが伝わってくる時があるんです。それが悔しくて作ったよねオリジナル。

 

 

はい、きました。曲名教えて下さい。

– いやむりですね。

 

 

いいじゃないですか10年以上前だし。

– 10年以上前のポエム公開したくないです（笑）

 

 

さっいきましょう。

– はずかしいな。・・・「君の声」です。

 

 

なんだ、全然普通じゃないですか。つまんないですね。映画でありましたよそれ。

– すごい損した気分なんだけど。君の名ね。

 

 

ちょっと仕事の話しますね。中途で入社されたんですよね。

– はい。

 

 

先程までの話聞いてて「モノづくり」と全く結びつかないのですが。

– たしかにそうですね 。（笑）

 

 

入社した理由ってなんですかね。

– 紹介です。なので入社してからの感想でもいいですか？

 

 

お願いします。

– はい。一人ひとりが技術に芯を持ってる会社だなって思いました。技術って言っても一概には言えなくて「仕上げが抜群に上手い人」だったり「頭の中で製品組み立てるのが異常なくらい早い人」だったり色々いる訳じゃないですか。普段全く愛想の良くない仙人しか知らない技もある訳です（笑）。そういう人達がいい方向で機能してる会社だと思いました。

 

 

中途で未経験って不安なかったですか？

– んー漠然とした不安はもちろんありました。何が分からないのか分からないみたいな。けどそれは鶴盛に限った事じゃなくてどこに転職しても一緒の事じゃないですか。むしろ鶴盛で「モノづくりの技術」を向上させる事って「スポーツ」や「歌」の技術を向上させたりする事と実はすごい似てるなって最近感じるんです。

 

 

おー汲み取れそうです。取り組む姿勢って事ですよね。

– そうです。方法やプロセスが違うだけで考え方とか姿勢ってそこまで変わらないと思ってて、自分が「習得したい」「出来る様になりたい」ってなれば親方もチャレンジさせてくれるし（もちろん自分に与えられた仕事を全う出来てる前提ですけど）だから業界未経験だからってそこまで特別構えたりってのはなかったですね。

 

 

ふむふむ、親方と言えばシバタさんとBBQ企画されたりしてますよね。

– 今年はサボっちゃったんですが（笑）去年はサポートさせてもらいました。

 

 

来年はお願いしますね。社内の交流はどうですか。

– 会社でやるイベントはあんまり多くはないですよね。個々で行く飲みとかは結構あると思うんですが。もうすこしオフィシャルな飲み会とか食事会があってもいいんじゃないかなって思ったりしてます（笑）

 

 

会社でやっても基本的に参加自由ですしね。

– ちょっと心配なくらい自由ですよね（笑）よく「社内イベントは参加自由です」とか言ってて本当は強制みたいな事あったりするじゃないですか。本当に自由ですもんね。逆にもう少し強制感あってもいいんじゃないと思います（笑）

 

 

私なんか誘う前に「来なくても平気だよ」って良い人ぶるんですよ。

– でたー。悪者にならないヤツ。そこは徹しないと。

 

 

もう飲み行きたいので最後の質問にしますね。

– はい。

 

 

初恋の人の名前教えて下さい。

– 最期にそれ？目覚めたのが結構遅かったんだよな。中学生で。

 

 

おそっ！私、幼稚園の時にはいましたよ。

– ピュアなんだよ。あんまり言いたくないな。

 

 

わかりました。伏せます。最期の文字だけ下さい。

– ○○み

 

 

 

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